結論から申しましょう。
はい。罰ゲームです。
何を今さら言ってるんですか。そんなの昔からですよ。表現が多少変わっただけです。
ではなぜその罰ゲームにあえて挑んでいくのか?
もちろん旨みがあるからです。ニヤリ。
私が思うにメリットは大きく分けて2つ。
目次
- 1.お金
- 2.人間力が上がる
- 会議で詰められる
- 一に責任、二に責任、三、四も責任
- モンスターな部下たち
- 技術が止まる
- 無限残業
1.お金
まぁ、これですよ!
人生、金です! 金がすべて(下品)
平社員の給料には限界があります。会社からたくさんお給料を貰うには肩書きが必要になってくるわけです。誰でも知っていることです。
ただ、平社員でも稼げるケースがあって成果主義であれば大丈夫です。肩書き関係なく、やればやるだけ報酬が貰えます。
ボーナスで一発逆転なんてのもそれ系ですね。インセンティブボーナスは下手すると上司の基本給超えますからね。
管理職になるのが嫌で稼ぎたい人はこういった実力重視系の制度がある会社を選ぶと良いでしょう。
2.人間力が上がる
金が貰えなくてもこっちを重点において管理職になる人がいます。管理職はお付き合いのある企業やVIPなお客様と接する機会が多く、相手側も管理職が出てきたりします。
だいたいアッパークラスの人が出てくるので、そういった金の亡者成功者から得られる情報は非常に貴重なわけです。
成功者は成功者とつるみ、さらに高みを目指すのです。
あと、メンタルが鍛えられますね。ストレス耐性も身につきます。だって日々人間交通整理だらけですもん。もみくちゃにされてどんどんタフになっていきます。
コミュ力だって爆上がり間違いなしです。
そんなわけで管理職のメリットについてはこのくらいにして、
罰ゲームいきましょうか。
多いですよ〜
会議で詰められる
これが一番罰ゲームだと思うんですよね。部下のやらかしたことに対して自分は悪くなくても問答無用で集中砲火です。骨も残りません。
The 理不尽。
一に責任、二に責任、三、四も責任
なにかトラブるとすぐに上から「責任取れ」と言われます。
責任取れと言われても辞表出せというわけではなくて、システム系の場合はだいたい「元に戻せ」です。
そんなの神様じゃないんだからできるわけないじゃないですか。
よって落とし所を見つけるわけですが、怒り狂ってる相手を説得しなければならず、相当うまくやらないと火に油を注ぐことになります。
この時にコミュ力が大活躍するわけですが、ヘタクソな管理職だと島流しになります。
モンスターな部下たち
これも厄介ですね。3人に1人はヤヴァいです。
Z世代は扱い大変ですよ。
特に私が困ったのはガラスのハートを持つルーキーです。
今はハラスメント絡みで部下との接し方が超難しくなっています。
私は最近逆ハラスメントで倒れてしまいました。
一昔前に比べて部下のマネジメントはハードル爆上がりです。
一方、海外はめちゃくちゃストイックでして、上海に出張したときに痛感したのですが、生存競争の激しさに後ずさりしましたよ。
日本はそのうち喰われますね。ナンマンダブ~。
技術が止まる
ズバリ、ソースコードを書かなくなります。
生涯現役プログラマーを目指している人にとっては罰ゲームというより地獄です。そして、コードが書けなくなるとエンジニアとしての転職が難しくなります。
ご存じの通りITテクノロジーは日進月歩です。常に最新技術の修得が必要で、止まってしまったらそこで試合終了です。
一生勉強、それがIT業界なのです。
無限残業
管理職が自分の仕事に着手するのは定時後です。そんなバカなと思うかもしれませんが、ごく一般的なことです。
昼間は部下の面倒見たり、会議出たり、事務作業だってあるので。
管理職は残業代出ないとよく言われますが、管理監督者になると土日休みや残業とか関係無くなります。自分が課長になってみてエンドレスな残業のカラクリがやっと分かった次第です。
この仕組み、なんか間違った方向に使われているんじゃないですかね。
ブラックの根源のような気がします。
Google先生より
管理監督者が残業や休日出勤をした場合、残業代や休日出勤手当を支払う必要はないとされています。ただし、労働基準法における深夜割増賃金や年次有給休暇の規定は、管理監督者にも適用されます。
というわけで管理職は本当に罰ゲームなのか、いろいろ書いてきましたが如何だったでしょうか。
罰ゲームばかりですけどちゃんとメリットだってあるんですよ〜
まぁ、捉え方人それぞれですが若く体力があるうちに一度はトライしたほうが良いと思います。
真面目な話で景色変わりますから。
ちょっと恐いという人は、まずは飲み会の幹事を自分からやるべきですね。
管理職の仕事にけっこう似てるところありますよ。
そんなわけで今日はこの辺で。
ではまた。