こんにちは。忘年会シーズン到来ですね。
私は今月2つ忘年会が入っているのですが、どちらも幹事です。
未だに若手から「私が幹事やります! 」の言葉はありません。こんなアラフィフおじさんをいつまでこき使う気でしょうか。絶望です。
さて今日のネタですが、
先日NetflixでたまたまドラゴンボールZを観ていたらふと思い出しまして、SESと金髪について書きたいと思った次第です。
目次
- 行く手を阻むおじさん達
- スーパーサイヤ人
行く手を阻むおじさん達
昔からIT系のイメージとして、
フリーダムだぜ!
というのがありまして、そこに
私服OK、金髪OK
という殺し文句が付いてきて、お洒落な服着てMac持ってカフェで仕事する
みたいなことをできるんだと勘違いする若者が未だにいらっしゃいます。
まぁ、私服OKの現場はありますけど、大きいプロジェクトに参画すればそれなりのドレスコードがあり守らなければなりません。
よくあるのはノーネクタイはOKだけどスーツ革靴必須のケースですかね。
とはいえ、私服が許されている現場が実際に存在することは事実なので良しとしましょう。
がしかーし、
金髪OKについては噂の域を出ませんし、そんな現場聞いたことありません。
※外国人はOKです。
いつの時代も人はなぜ髪を染めたがるのでしょうか。面接官をやっていると常々思います。
なんで面接の時は黒いのに、入社・入場すると色が変わるんですか?
クルマの車検じゃないんですから、その時ばかりノーマルマフラー付けてもダメですって。
SESの世界では、今もなお若者が金髪にしたくてうずうずしております。
我慢しきれず一線を越えた結果、イエローカードで済むなら良いですが・・、
まぁほとんどが撃沈。現場に居るお上から静かに退場を通達されます。
別に金髪だって良いと思うんですよね。
プログラマーなんだし。
エンジニアの仕事に髪の色は関係ないです。
そんなことみんな分かっています。
でもねぇ、、、
同調圧力
社則
おじさん達の反応
まあ、どれかに当たるんでしょうね。
くだらないですね。ほんと時代遅れだと思います。
そもそもなぜ現場(出向先)が髪の色でエンジニアをふるいに掛けるかというと、それは
「まともかどうか?」
「対外的意識を兼ね備えているか?」
をジャッジしているからです。
BP(ビジネスパートナー)は滅多に客先へ行くことはありません。
ただ、訪問客が多い現場だと金髪が多くの人の目に触れるためよろしくないのでしょうね。
SESの現場は規模がデカくなればなるほど大手が絡んできて規律が厳しくなります。それはもうずっと昔からです。
どうもねぇ、金髪=不良という凝り固まった考えがおじさん達の頭にこびり付いていて離れないんですよ。
偉い人といいますか、現場の裁量権を持っているのは皆おじさんですからね。
これはもうしゃーないです。
あと10年くらいすれば古い考えのおじさん達がいなくなるので、変わると思います。
スーパーサイヤ人
髪の毛の色が緑だろうが青だろうが、できる人はできます!
実際に現場で居たんです!
まっキンキンなエンジニアが。
みんなからスーパーサイヤ人って呼ばれていました。
当時、C言語とVBが主流の時にJavaを現場に持ち込んだ人で、とんでもないハイスキルを持ったフリーランスの人でした。
私が生涯現役プログラマーを諦めたきっかけにこの人の存在があります。
はっきり言って変態でしたね。当時のJavaは遅くて使い物にならなかったんですけど、見事なまでにその弱点をカバーしており、Windowsに至ってはどこから手に入れたのか、一般には出回らない裏情報をつかんでおり、Win32APIを骨の髄まで知り尽くしていました。
世の中にはいるのですよ。怪物が。
極めつけは、このスーパーサイヤ人の単価です。
金額は伏せますが、今ではあり得ない、異次元だと言っておきましょう。
というわけで、
一般的なSESの現場で金髪はNGです。
が、
上記のスーパーサイヤ人のように規格外のスキルを持ち、その功績が認められている人に限っては、特例として許されます。
では、並のスキルでとにかく金髪にしたい人はどうしたらよいか?
簡単です。
上記スーパーサイヤ人のようにフリーランスになることです。
実績さえあれば髪の色なんて関係ありません。
周囲を唸らせるエンジニアはオーラを放っています。誰もが不可能だと言ったことをいとも簡単に成し遂げてしまいます。
そんなエンジニアになれば良いのです。
私には無理だったけど。。。
そういえば、その後のスーパーサイヤ人ですが、風の噂で会社を大きくしたと聞きました。やっぱすげー人は成功するんですね。
私なんてそういう人たちに比べたらアリンコみたいなもんです。
なんか悲しい気持ちになってきました。
酒でも飲んで寝ます。
おやすみなさい。