脱ITへヴン(アラフィフおじさんキャンプ場へ 前編)

脱ITヘヴン

普段IT業界のことをネタにして書いていますが、ストックが無くなってきたので、苦し紛れに趣味の方まで手を広げたいと思います。

趣味というのはキャンプです。いろいろやりましたが、これだけは今でも継続しています。

日々、上司に詰められ、追い打ちをかけるかのように部下からの逆ハラスメントに耐えかねた私は、無になれる場所を求め、先日ソロキャンプに出掛けました。

https://note.com/embed/notes/n936942d283ba

根暗な私ではありますが、なんとキャンプ歴が20年もあります。SnowPeakが今ほど有名じゃない頃からキャンプをやっています。
デフォルト三日坊主の私にとって奇跡的に長続きしています。

職業がコテコテのプログラマーですのでインドアかと思いきや、実はアウトドア派なんです。エッヘン。

え? 誰とキャンプ行くのか?って。

そんなの決まっているじゃないですか。

独りですよ、ひ・と・り。

ソロキャンプこそ男のロマンであり、根暗で友達のいない私にとって最高の一人遊びなのです。キャンプの前日なんてワクワクすぎて眠れなくなっちゃいますからね。

独りで何がおもしろいんだ?と思う方きっと多いと思います。
ソロキャンパーは昔から珍しくなく、ナチュラルなキャンプ場にけっこう生息しています。さすがにオートキャンプ場のようなファミリー向けの場所には居ないですが。

それがある時からソロキャンパーが爆増したんです。不思議でなりませんでした。

なんかやたらソロが居るな~

行きつけのキャンプ場で素人っぽいソロキャンパーが増えていることに気付いた私は気になって調べてみたのです。
そして謎が解けたのです。

志摩リン

分かる人は分かると思います。
ゆるキャン△というアニメがあって、アラフィフおじさんが堂々と見るにはちょっと勇気がいる、お花畑でJKがキャッキャッ、ワチャワチャして萌えっ気のあるアニメ(俺の勝手なイメージ)なのですが、そこに登場する主人公のひとりがソロキャンパーなわけです。
お爺ちゃんの影響で中1からキャンプを始めて、高校生になって原付バイクであちこち飛び回り、仲間と共にグルキャンというものに目覚めていくアニメです。
(俺にもこんなカッコいいお爺ちゃんがいたら人生確実に変わった!)

このアニメを見た素人たちがキャンプ場に押し掛けたというわけです。

コロナ禍のとき、キャンプ場は大賑わいでした。そこにゆるキャン△人気が重なって、もはやカオスと化していました。

ソロキャンプの良いところは「無」にあると思っています。誰にも邪魔されず何も考えず、自然に身を委ね、暗くなったら寝て、日が昇ったら起きる。

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静寂の中に自然の音が混じり、見るものすべてがナチュラルであること。
そんな最高の空間を求めて、日々のストレスから解放されるために週末都会から抜け出すのです。

が、そんな最高の空間がコロナ禍の際に一部のマナー違反キャンパーによって壊されてしまいました。
それからです。私がキャンプと距離をおくようになったのは。

その後コロナが落ち着き、ようやくキャンプブームが収まってきて、再びキャンプ場に玄人キャンパーが集い始めたあたりから、私はソロキャンプを再開しました。

その原動力となったのは、なんと

ゆるキャン△でした。

気になってこそこそ隠れて観ていたんですけどね。
キャンプレベルゼロの主人公たちが少しずつキャンプギアを手に入れて成長していく姿にアラフィフおじさんはもうワクワクが止まらなくなってしまって、ついに買ってしまったのですよ。

新しいテントを。

軍幕って言われているやつで、ぷんぷん匂う男臭いやつです。

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そりゃ素人キャンパーが急増するわけですよ。今、ゆるキャン△はシーズン3まで出ていて、Y〇utubeのキャンプ系チャンネルでも散々話題になっており、富士山が見えるキャンプ場のワンシーンを見たとき、
「あー、またふもとっぱらに行きてーな」
と思ってしまったわけです。

そこからは行動が早かったです。
新調したテントに加えて、倉庫から道具を引っ張り出して、気付いたら昔よく行っていたキャンプ場を予約していました。

そんなわけで、今私がキャンプで一番ハマっていることを紹介したいと思います。

ズバリ、
七輪です。

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ノスタルジックですよね~
大自然の中、これで肉や魚を焼くと、とんでもなく美味いんです。
遠赤外線効果ってやつですよ。焼き鳥もうまいです。
昔、ばあちゃんが七輪持っていてよく魚焼いてくれたんですよ。それを思い出してつい購入してしまいました。
火起こしがめちゃくちゃ簡単なので重宝しています。

そんなわけで前編はこの辺で。

次回後編は20年に渡るソロキャンプ人生の中で、絶対絶命と感じた瞬間ベスト3を書き綴りたいと思います。

後編へ

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